日本製鉄は19日、山陽特殊製鋼に対する株式公開買い付け(TOB)について、2134万9555株の応募があり、買付予定数の下限を上回ったことから応募株式のすべてを取得する、と発表した。26日に決済を開始し、これにより所有割合は現状の52・98%から92・16%となる。今後は対象者の株主を公開買付者のみとする完全子会社化のための手続きを進めていく。