製鉄プラント世界大手のドイツ、SMSグループは、中国・宝山鋼鉄から受注していた熱延ライン用コイルボックスの新設工事を完了したと発表した。 宝山製鉄所(上海市)向けで、1月20日に熱間試運転を成功裏に終えた。新設備の導入に伴い、仕上げ圧延時の圧延荷重を引き下げる効果が得られ、省エネやハイテン(高張力鋼板)生産に有利に働くという。SMSによると...