財務省が19日発表した1月の貿易統計によると、鉄鋼輸出は前年同月比4・1%減の246万7千トンとなり2カ月ぶりの前年割れだった。海外の鋼材市況や需要は軟調な状況が続いており、通商措置なども相まって2月以降も輸出量は低調に推移しそうだ。 主な向け先別では、中東が45・8%増の15万9千トンと唯一増加。このほかASEANが0・7%減の80万1千...