異形棒鋼を扱う流通筋によると、東北地区の2024年度異形棒鋼出荷(販売)量は30万トン台に届かず、前期比10%減の26万~27万トン前後となる見通しだ。25年度についても第1四半期(4~6月)の引き合いは総じて低調な状況。建築需要の回復が短期的に難しいとされる中、上期販売も引き続き厳しいとの見方が支配的となっている。