中板は需要環境が乏しく、市中の荷動き、引き合いともに一向に復調する兆しが見られない中で流通扱い筋の売り腰も引き締まらずにいる。昨年秋の東京製鉄のホットコイル大幅値下げや安値輸入材の影響などもあり、市況も軟化基調を余儀なくされているようだ。 市中実勢は無規格定尺品(3・2ミリ、ベース)=10万4千円どころだが、相場レベルを下回る安値折り合いも...