創業家の三代目として1975年4月、社長に就任。在任中の最も大きな事業として、若戸大橋の拡幅工事に伴う87年の本社移転を挙げる。 八幡に移転した当時、ドラム缶工場は、最新の設備をそろえ、月産能力は移転前の5倍に向上した。しかし、生産能力に見合う受注のめどは全くついていなかった。そんな中、移転を待っていたかのように好機が到来した。「みかんが大...