2024年は、ウクライナ、中東で戦争、紛争が続き、国内でも年初に能登半島地震が発生するなど自然災害が相次ぎ、世相に落ち着きがなかった。経済活動も停滞し、一部を除き世界的に景気は振るわなかった。一方で国内の鋼材相場は、コスト高転嫁から春から夏にかけては上昇基調だったが、需要の下支えがないため秋以降は軟調に推移した品種が多かった。そういった様相の...