条鋼建材製品は下値領域が拡大し、一部品種で値を下げた。年末の駆け込み発注も限られ、需給のタイト化は見られなかった。 異形棒鋼は下旬に2千円続落。3千円安となった9~10月には一時的に商談も増えたが、その後は閑散化した。流通間の販売競争が激化し、値下げに応える鉄筋メーカーもあり安値が実勢化した。 H形鋼と一般形鋼、コラムは辛もち合いで推移した...