24年3月1日、細物小棒電炉メーカー、城南製鋼所の株式が投資会社、アスパラントグループに譲渡された。70年近くの歴史を持つ老舗企業の事業譲渡に業界にも衝撃が走った。創業家一族や岸田成器社長(当時)の高齢化を背景とした事業承継が目的で、岸田社長は「さまざまな選択肢を検討したがアスパラントグループへの譲渡がベストな選択肢だった」と語っている。 ...