名古屋ステンレス流通協会がまとめた11月の店売りステンレス鋼板需給統計によると、品種間での在庫増減にばらつきが見られたものの、「その他冷延鋼帯」が1割以上減少したことを受けて、全体の在庫数量は前月比4・7%減の8933トンだった。前月を下回ったのは2カ月連続で、9千トン割れは7月以来4カ月ぶりとなる。 引き続き自動車関連の荷動きが堅調だった...