中国からの鋼材輸出拡大に伴い世界的に通商摩擦が激増し、これに巻き込まれる形で日本の鉄鋼輸出でも「本丸」の領域に火の粉が降りかかり始めた。 主力品種の熱延コイルでは19日に最大向け先の韓国で現代製鉄が日本と中国を対象にアンチダンピング(反不当廉売=AD)措置の調査開始を申請。年間200万トン近くに上る対韓ホットは日本の鉄鋼輸出でも「大動脈」と...