中部磨棒鋼協同組合がまとめた組合員各社の11月の磨棒鋼・冷間圧造用鋼線合計の生産は、前年比5・0%減の2万6948トンだった。減少幅は縮小したものの、9カ月連続で前年実績を割り込んだ。 自動車向け需要が底堅く推移し、一部産業機械関連の引き合いが増加する一方、他のヒモ付き分野の低迷に伴って数量が伸びなかった。 トヨタの国内日当たり生産台数は1...