10月の日本への輸入薄板は、前月比2万1千トン減の30万8千トンと、台風影響で減少した8月を除き、引き続き30万トンを超える高水準が継続している。 10月の薄板入着量を国別・品種別にみると、韓国材は酸洗、EG(電気亜鉛めっき鋼板)、GI(溶融亜鉛めっき鋼板)で輸入着材数量が増加し、特にGIは3万トンを超える高水準となっている。一方で、黒皮、...