全国コイルセンター工業組合がまとめた10月の流通調査によると、出荷量は123万2129トンで前年比横ばい、前月比は11・5%増と大幅なプラスとなった。自動車産業や建設・建築業界はコロナ以前よりも活動水準は低いものの、薄板の需要は緩やかに回復。1~10月累計は1095万590トンとなり、2024年暦年換算では前年並みの1300万トンを維持する...