ドイツ鉄鋼最大手のティッセン・クルップ(TK)は25日、鉄鋼事業での年産能力を現状の1150万トンから870万~900万トンへ削減すると発表した。 前期の鋼材出荷量並みに能力を調整する狙いで、2030年までに計1万1千人の人員を削減するほか、人件費を今後数年間で平均10%減らし競争力向上を図る。 能力削減は50%出資するドイツの高炉メーカー...