日鉄物産が11日発表した24年4~9月期連結決算は、経常利益が前年同期比1・5%減の263億円だった。鋼材価格の下落影響や3万円のベアによる固定費の増加があったものの、成長戦略の実行や産機・インフラ事業の好調でほぼ前年並みを維持した。 純利益は海外資産の売却益や電機資材の連結子会社化による負ののれんなど特別利益の計上もあり12・8%増の20...