5日に投票が始まった米国の大統領選挙は鉄鋼市場の行方を左右しそうだ。トランプ前大統領の「復活」となれば石油や石炭といった化石燃料へ回帰しそうで、ハリス副大統領が就任すれば公約とする住宅購入の支援で建材需要の喚起が予想される。今後発現する需要の「中身」が変わって来そうだ。 一方、いずれかが大統領となっても保護主義的な政策は変わらないとの見方が...