大同特殊鋼(社長・嶋尾正氏)は19日、知多工場の製鋼増強(製鋼プロセス合理化)工事が完了し稼働を開始した、と発表した。150トン電気炉の新設、物流の整流化などにより、粗鋼生産能力は従来比で2割アップする。投資額は約200億円。18日には工事関係者を招いて竣工式を行った。知多工場は、同社の特殊鋼鋼材のメーン工場。粗鋼年産能力は約150万トン。操...