日本造船工業会の佃和夫会長(三菱重工業相談役)は17日の定例会見で、新造船の受注が回復していることについて「海上輸送が回復しているものではなく、ドルベースで船価が底値と見た船主の発注が増えているもの」との見方を示した。日本の新造船受注は1〜8月累計で前年同期比93%増の420万CGT(883万総トン)となり、すでに12年暦年の813万総トンを...