神戸製鋼所・神戸製鉄所所長の藤井晃二常務執行役員は、6日行われた新所長共同インタビューで、今年度の同所粗鋼生産が前年度比10万トン増の130万トン程度、鋼材生産も同10万トン増の140万トン程度になるとの見通しを示した。藤井氏は、足元の生産状況について「線材、棒鋼ともに自動車向けが好調で、能力比96〜97%の稼働状況とほぼフル生産に近い」と述...