古河電工は9日、眼病の原因となるアカントアメーバの迅速検査キットを開発したと発表した。ナノサイズのシリカ粒子内部に蛍光色素を固定した試薬を活用。目から採取した検体を抽出液で処理し、試薬と混ぜて蛍光スコープで観察する。愛媛大学医学部の大橋裕一教授らの研究グループと共同で、従来の培養検査と同等以上の性能を確認している。同社は素材力を生かした新規材...