関西地区電炉メーカーが再び苦境に立たされる見通しだ。関西電力が来年4月から2度目の電気料金の値上げを決めたためだ。関電では電炉など企業向けを13・93%値上げする意向だが、このまま適用されると関西電炉各社は年間4億円から5億円、あるいはそれ以上の電気代負担増で深刻な状態になる。電炉メーカーの情報を要約すると、今回予定の値上げは電気炉の形態や製...