愛知製鋼(社長・藤岡高広氏)は、収益改善策が進展し、2期連続で電磁品事業が営業黒字化できる見通しになった。ビジネスモデルの見直しや、生産性向上などが赤字脱却の糸口をつくった。「12月末までに、まだ改善の余地がある磁石部門も含め全分野での収益改善策を進め、完全黒字化と通期黒字化を達成したい」(藤岡社長)としている。同社の電磁品事業は、携帯電話向...