経済産業省は17日、日本の普通鋼電炉業の競争力強化策に関する調査研究事業の報告書を公表した。報告書は、鉄スクラップの安定した調達が可能なことや、財務体質が比較的良好な点などが日本の電炉メーカーの強みになっている一方、メーカー乱立による過当競争、電気料金をはじめとするエネルギーコストの上昇などが競争力をそぐ要因になっていると指摘。こうした現状を...