科学技術振興機構(JST)と京都大学はこのほど、同大学の北川宏教授の研究グループがパラジウム(鉛)とルテニウム(Ru)が原子レベルで混ざった新合金の開発に成功したと発表した。周期表上でRuと鉛の間に位置する最も高価なロジウム(Rh)と等価な電子状態を持つことから価格が3分の1の人工的なロジウムとしての活用が期待される。燃料電池で使用される高価...