国土交通省の推計によると、2024年度の国内建設事業に用いられる主要資材のうち、普通鋼鋼材の需要量は前年度比1・1%増の1700万トンとプラスになりそうだ。ただ鋼板や鋼管などは増える半面、半数以上を占める形鋼と小形棒鋼は前年値を下回る見込みだ。建築では今年4月以降、鉄骨造(S造)と鉄筋コンクリート造(RC造)の着工床面積が低迷し、建設投資の...