物質・材料研究機構、神戸製鋼所など5者は1日、1020メガヘルツという世界で最も強い磁場を発生できる核磁気共鳴装置(NMR)を開発したと発表した。NMRは分析装置の一種で、磁場が強いほど分析能も向上する。材料の詳細な構造分析などが可能になり、革新的な材料開発などに役立つと期待される。NMRは物質の分子構造や原子の結合・運動状態などを調べられる...