古河電工は強化型金属系超電導線材の提案に注力している。ニオブ3錫製の超電導線材の内部に緩衝材の役割を果たす銅ニオブの複合材を配置したもの。東北大学や量子科学技術研究開発機構(QST)と共同開発し、これまでの2~3倍の応力に耐えられることが特長となっている。2025年度をゴールとする現行の中期計画期間内にビジネスとして戦力化させたい考えだ。 ...