九州地区のH形鋼扱い商社で組織する「七社会」によると、9月末の九州地区特約店在庫は前月比45トン減の1万9975トンとなり、6カ月連続で減少した。在庫率(在庫量/出荷量)は3・22カ月分で、適正水準を大幅に上回っている。 需要環境は低迷から依然抜け出せない。建築工事大口案件は工期が後ろ倒しとなり、中小案件は出件が少ない。資材高騰、輸送費、人...