日本自動車タイヤ協会の統計によると、8月のタイヤ補強用スチールコード消費量は前年同月比3・6%減の1万4217トンだった。前年割れは19カ月連続となり、実質的には2022年7月以降2年以上にわたりマイナス基調が続いている。 8月は営業日数が少ないため、前後の月よりも消費量が2割程度落ちるのが通例。昨年末以降は定常的な水準と見なされる月次1万...