九州地区のH形鋼扱い商社で組織する「七社会」によると、8月末の九州地区特約店在庫は前月比963トン減の2万20トンとなり、5カ月連続で減少した。在庫率(在庫量/出荷量)は3・61カ月分で、適正水準を大幅に上回っている。 出庫量は2021年から減少が続き、前年同期比でも見ても13%減となった。需要の低迷は著しく、資材高騰、輸送費、人件費の上昇...