全国厚板シヤリング工業組合(理事長・中島克英富士鉄鋼センター社長)は9月30日、経済産業省金属課のヒアリングで来期(10~12月)の見通しや業界を取り巻く情勢などを説明した。 需要環境は全地区・全分野で厳しく、回復の兆しが見られない。業界景況感を示す切断量は「コロナ禍の20年度レベルに低下」しており、この影響で店売り分野は「安値受注も散見さ...