日本鉄鋼連盟の今井正会長は26日の定例会見で、国内外の鋼材需要について世界的には緩やかな回復が続いているとする一方、「力強い動きが進んでいる状況ではない」と述べ、特に海外市場が厳しい状況にあると指摘した。 国内需要については、自動車分野の回復が遅れていることに加え、人手不足、資材高などで建築・土木分野も厳しい状況と指摘。5年前の内需が6千万...