ドイツ鉄鋼最大手のティッセン・クルップ・スチール・ヨーロッパ(TKSE)は、低CO2鋼材生産の研究開発で豪州を本拠とするブルースコープ・スチール(BSL)と協業すると発表した。期間は4年間で、BSLがニュージーランド事業で培ってきた砂鉄から還元鉄を造る電気製銑炉「スメルター」の操業経験で協力を受ける。 TKSEはデュースブルグ製鉄所で上工程...