埼玉東部の鉄線は強横ばい。線材が高騰し、メーカーもコストアップを上乗せした製品価格の引き上げを進めている。6月初めと8月初めに5000円ずつ、計1万円上伸したが、原材料分の価格転嫁はまだ終えておらず、積み残し分を残している。需要環境は依然低調。海外からの安価な製品などの影響も危惧されるが、埼玉東部の扱い筋は「上半期の9月末までに『最後の50...