東京都西部、三多摩地区の条鋼建材製品は様子見商状で推移する。不需要期の〝夏枯れ〟が続き、流通各社は仕入れ値上昇分の価格転嫁に苦慮している。 東京都の住宅着工統計によると、市部の着工戸数は3月から6月まで前年割れが続く。23年7月~24年6月の累計は前年同期比11.7%減の2万5332戸。7.7%減だった区部よりも下げ幅が大きい。地場需要が縮...