北海道地区の一般鋼材は多くの品種が現行値圏で後半戦へ臨む。年初から中小物件を中心とした需要低迷が続き、各社の販売量は伸び悩み、経費の転嫁も遅れて採算悪化状態が続いている。その解消へ、降雪期前の需要動向が注目される。 農業や水産関連などは補助金の関係でこの数年物件不足が続いている。また、非住宅建築は一部の大型・著名物件では話題としての華やかさ...