鋼材加工販売業は大半が夏季休暇に入っているが、首都圏の鋼板流通にとっては休み明けも低迷した需要環境下での商売が続きそうだ。休み前の駆け込みオーダーも「ほとんどなく、むしろ早々に手仕舞いした感が強い」(浦安地区の厚板溶断業)とのこと。建築・建材、建機・産機といった主たる需要分野のいずれも停滞感が強く、その影響が店売り末端実需の落ち込みに及ぶ。...