欧州委員会は8日、日本、エジプト、インド、ベトナムの4カ国から輸入される熱延コイルに対しアンチダンピング(反不当廉売=AD)調査を開始すると公示した。域内産業を代表し欧州鉄鋼協会(ユーロフェル)が提訴したもので、7~8カ月後に仮決定が下る見込み。発動に至れば日本のEU向けホット輸出は減少が避けられなさそうで、影響は大きい。