インド高炉大手のタタ製鉄は、オリッサ州のカリンガナガール製鉄所で9月にも印国内最大となる炉内容積5870立方メートルの新高炉を稼働させる。同所の年産能力を300万トンから800万トンへ引き上げる増強計画の総仕上げとなる設備で、タタの印国内での粗鋼年産能力は2600万トン規模へ拡大する。 同所では先行して500万トンの熱延ミルや220万トンの...