薄板類の荷動きは変わらず、低調な販売環境が続いている。7月もきょうで終わりだが、営業日が少ない6月よりも扱い数量が減った印象だ。体感的にはコロナ禍で落ち込んだ時期よりも悪い。自動車や建材、機械関連など需要先各分野で明るい話題が聞こえてこない。8月のお盆休み前の仮需も期待薄だろう。 一方で市況は鋼板加工業者が売り腰を緩めておらず、横ばいで踏み...