磨棒鋼は荷動きがさえない。市中実勢は10ミリ=32万3千円、50ミリ=32万1千円どころで横ばい。 在庫問屋は春先から仕入れ値上昇、流通口銭の改定を理由とする値上げを実施。先月帳破までにおおむね高値が通った。実需不振から局地的な安値が散見されるが、経費高騰による収益悪化で価格を維持する向きが大勢を占め、相場は同値圏内で推移している。 足元や...