日本製鉄、JFEスチールなど高炉メーカーが電機・産業機械・建材などの需要家と進める本年度上期(4~9月)および7~9月期の薄板ヒモ付き商談が相次ぎ決着している。鉄鉱石や石炭など原料価格が高い水準で推移する中、外注コストの増加などを招いている労務費や、2024年問題に直面する物流費などの転嫁が焦点となっている。高炉メーカーはサプライチェーンの...