群馬県から栃木県にまたがる両毛地区の条鋼建材や溶接鋼管類は様子見横ばい。依然、中小建築物の出件が鈍く、まとまった定尺品の販売は低調だ。5月の鉄骨需要量は、栃木県が前年同月比32%増の4345トンと回復したが、群馬県は32%減の4775トンと対照的な結果となった。鉄骨ファブの稼働率も、中小だけでなく大手にも手隙感が出ている。ある流通幹部は「東...