「唯一の関心ごとは為替」。とある中国材の輸入業者は話す。この中国材は国産材に比べ圧倒的な価格競争力を持つ。1ドル=160円台の水準でもその優位性は変わらなかった。ただ、輸入業者は「1ドル=170円を超えると加速度的に超円安となり、日本で商売できなくなる」と警戒する。貿易赤字が続く中、国内投資活発化など円需要が強まる要素は見当たらず、仮に米国...