関東地区の鉄スクラップは様子見ムードが強く、年前半からの小幅な値動きの展開が続いている。10日に実施された関東鉄源協同組合による7月契約の輸出入札はトン当たり5万2168円(H2、FAS)で1万4千トンを落札。地場メーカー買値と同水準の落札価格となり、10日は東京製鉄が各拠点の買値を据え置くなど国内市況への直接的な影響は見られなかった。 7...