今年も早いもので半年が過ぎた。だが、中部地区における普通鋼鋼材の需要は依然として低位横ばいの状況が続いている。建築関連は地場に目立った着工案件が少ない。製造業関連も工作・産業機械、自動車の各分野でメーカーの生産動向に不透明感が漂っている。 一方で、製品価格、労務費や光熱費、配送費などコスト増要因は目白押し。扱い筋は価格転嫁を図ってはいるもの...