スウェーデンを本拠とする鉄鋼メーカーのSSABは、鉄スクラップをベースとした電炉母材の炭素排出フリー鋼材「SSABゼロスチール(SSAB ZERO)」の販売拡大を進める。水素還元製鉄「HYBRIT」からの鉄源調達が政府による着工認可の都合で2027年10~12月期に遅れる見通しとなり、先に完工するオクセルスンド製鉄所の電炉工場も活用して「SS...