関東地区でニッケル系ステンレススクラップ市況がトン5千円方の反落となった。LME(ロンドン金属取引所)のニッケル価格が下落したことを受け、市中ヤード業者が手持ち玉の出荷を早めたことで地区需給が緩和。好調な入荷に対応し、先月下旬から今月1日にかけてシッパーやメーカーが順次買値引き下げに動いた。 これまでの〝ナイモノ高〟の環境から一転、調整安と...