流通はメーカーの値上げ分の転嫁だけでなく、配送費や労務費などのコスト上昇分も価格に反映させようと尽力している。販売先のユーザーによってはコスト上昇分の明確化を求められるケースもあり、交渉は難航している。流通がコストの上昇幅を正確にはじき出すのは難しいようだが、コロナ禍以降のここ数年、特に今年4月からコストが上がり採算を圧迫しているのは間違い...